兵庫県姫路市飾磨区の歯医者 マイクロスコープ、歯根破折治療の山田歯科医院

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予防歯科

むし歯のできないおさとうの量

一日のおさとう摂取量は40g位がむし歯を作らない安全な量と考えています、そのうち約20gくらいは調味料や加工食品の味付けとして摂取していると考えています。したがって間食、ジュースとして摂取しても安全な量は20gということになります。これはジュースではコップ一杯(200ml、物にもよりますが、おおよそ10%おさとうが入っています)8gのスティックシュガー(今は8gのステックシュガーは販売されていませんが30数年位前横浜歯科臨床座談会のむし歯予防研究会がお菓子のおさとう量を調べたときはほとんど8gでしたので今でもこのまま使っています)3本位ということになります。

2歳6ヶ月〜5歳:25〜30g 、5歳〜9歳:30g〜45g
日本歯科医師会雑誌:乳幼児の食生活とう蝕の関係についての考え方−2− 1977年12月号より

したがってこの範囲でお菓子とうまく付き合っていただきたいと考えています。

日本人一人当たりの年間砂糖消費の推移・砂糖統計年鑑より

-日本人の一人当たり年間砂糖消費量の推移‐(2006,5,21 朝日新聞による)
砂糖統計年鑑
砂糖統計年鑑によると2003年には日本人一人当たりの砂糖消費量が17.8kgであったそうです、これは一日あたりに換算すると約48gとなります。これは1965年を下回り、砂糖の配給制度が始まった太平洋戦争直前に迫る量です。我々が考えている歯の健康を損なわない砂糖の摂取量(一日当たり調味料も含めて40g)にずいぶん近づいてきました。グラフを見ると1970年頃がピークで29kg(一日当たり79g)でした。日本も豊かになり、一段と健康志向が強まっています、このまま砂糖の消費量が減少していくと、統計上はやがてむし歯はなくなってしまうでしょう。しかし個人別に見れば、ばらつきがあるため、砂糖の摂取量の多い方つまり甘党になってしまった方にどのように働きかけるか、もう少し踏み込んで甘党に育てないためにはどうすればいいのかを、保健教育の中で指導していくかが鍵を握っているでしょう。現在義務教育の中での歯科保健教育の現状はお寒い限りで、むし歯予防デーに生徒を集めて歯の磨き方を通り一遍にお話しておしまいというのがせいぜいだと思います。

歯磨きと歯科保健に関する山田歯科の考え方

我々の考えでは味覚形成のため3歳まではお菓子を与えない育児を実践し、子どもの生活圏がお母さんの手から外の世界に広がり始める つまり親の手を離れて友達のおうちに遊びに出かける3歳頃から歯磨き練習を始め、そして6歳臼歯が生え始める頃までに自分の歯の隅々まで磨ける技術を身につけ、6歳臼歯が生えてくると6歳臼歯の磨き方を練習し、永久歯にすべて生え変わる6年生頃には歯磨きの技術を完成させると共に菓子との付き合い方を理解して、中学生になると人間の体の学習の一部としての歯の役割を理解し、高校生になれば親になったときどのような子育てがいいのかを学習する中で、むし歯にしない子育てを学習する。そして妊娠したら、母親教室、父親教室の中で出産前の教育の一環としてもう一度むし歯にしない子育てを学習するというようなイメージを描いています。
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